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もし、産まれたばかりの赤ちゃんが、ワキガのにおいをプンプンさせていたら……考えるだけでもオゾマシイ感じがします。
ところが、赤ちゃんの体表には、成人にはみられないアポクリン腺が多数存在しています。この体表にあるアボクリン腺は、成長するにつれて、次第に消滅していくのですが……。
アポクリン腺の多い赤ちゃんにワキガがない点を考えても、ただアポクリン腺だけが存在しても、ワキガ臭は発しないことがわかります。一般には、ワキガのにおいば、ほぼ初潮の頃からあらわれ始め、思春期をへるなかでにおいが強まっていくのです。ちょうどこの時期に合わせるかのように、アポクリン腺も皮脂腺も発達し、活発な働きをするようになります。
そういった意味で、ワキガはなんらかの性ホルモンの刺激、もしくは影響を受けて発生し、強められていくと考えるべきでしょう。
女性が妊娠したり、出産したりすると、一時的にワキガ臭を放つことがあります。また、月経周期によっても、ワキガ臭は変化することもあります。
現に、私の診療所でも、排卵期や生理直前に体臭が強くなったと訴える女性も多いのです。そして、更年期を過ぎると、次第にワキガの悩みが滅少する傾向があるのも、性ホルモンとワキガの関連性を示唆しています。
以上をみても、ホルモンとワキガの関係は、今後、さらに研究が進められるべきであろうと思います。
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